カブール帰省

カブールに戻る。人里はなれたパンジシールから喧騒の街へ。人の数もさることながら、車の数がすごいことになっている。ほとんどがディーゼル車のため、排気ガスが半端ではない。カブールにいると一日で鼻の穴の中が真っ黒になる。ある政府関係者によると、元々カブールの道路の規格は人口80万人くらいを想定して設定された由。ところが近年カブールの人口は急激に増え、現在400万人という推計もある。またアメリカや国際機関が治安維持と称して主要道を塞いだり狭めており、交通渋滞に拍車をかけている。

夜は同僚たちとバーに出向く。「サマルカンド」という名のバー・レストランで、カブールの中では割合新しい部類。内装の雰囲気もいいし、インターナショナルスタッフはこぞってここに集まってくる。久々のラムはなかなかうまかったんだけれど、ちょっとペースが速すぎたせいか酔ってしまった。