2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

歯医者体験

ここ2〜3日前から急に歯痛が始まり、今日は物を噛むのも難渋するほどだったので、歯医者に行くことにした。とはいってもアフガニスタンで信頼に足る歯医者はほとんどない。ところがたまたま同僚のドイツ人も歯医者に今日行くという。しかもドイツの駐留軍付…

アフガン人男性の結婚事情

どの民族にとっても結婚は人生の大きなイベントだろうけれど(もちろんそうでない人々も間々いるけれど)、アフガン人男性にとってその意味は至極大きい。一つにはダウリー(持参金)が頗る高いことによる。インドと違い、アフガニスタンでは男性側(親もし…

モハンマド風刺をめぐる暴動事件

6日月曜日の朝のことだった。パンジシールで仕事を始める前、同僚とマスード将軍廟を訪れていた(現在改築中で、まだかなり質素な趣だった)。将軍廟はパンジシール渓谷の中でも屈指の眺望を誇る高台に位置し、眼下には川や段々畑、そして頭上には雪を抱いた…

私のドライバーRさん

私のドライバーRさんは40歳前後。性格は温厚、簡単な英語の会話ができ、気配りが常に行き届いた、私にとって重宝するドライバーだ。元々学校の先生だったが、紛争を経て教師の給与が相対的に下がり、とても家族を養っていけないということでドライバーになっ…

戦争広告代理店

ドキュメント 戦争広告代理店〜情報操作とボスニア紛争 (講談社文庫)作者: 高木徹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/06/15メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 241回この商品を含むブログ (167件) を見る『ドキュメント 戦争広告代理店』(高木徹著、講談…

カブール帰省

カブールに戻る。人里はなれたパンジシールから喧騒の街へ。人の数もさることながら、車の数がすごいことになっている。ほとんどがディーゼル車のため、排気ガスが半端ではない。カブールにいると一日で鼻の穴の中が真っ黒になる。ある政府関係者によると、…

パンジシールでほっと一息

プロジェクトのトップが視察に来て、午前中はちょっとピリピリムード。でも特段問題もなく、台風一過。明日はやっとカブールに戻れると思うと、ちょっと嬉しい。日本からカブールを見たら何もないに等しいのだけれど、パンジシールからカブールを見ると何で…