Japanese Political Satire

アフガニスタンとは全く関係がないネタだけれど。


爆笑問題の太田が政治風刺番組を始めたという。


Japanese TV airs political satire


全く未見なんで、内容については何も話せないのだが、
記事を読んだときに、ついに日本もか、という感があった。


たぶんアメリカでテレビを見て気づくことの一つは、
政治家をこれでもかというほど扱き下ろす番組が多いこと。
The Tonight Show with Jay Leno
Late Show with David Letterman,
Saturday Night Live
などの時事ネタ・ワンコーナーで、
え、ここまで言うか、
と日本人には思えるほどの毒舌ぶりである。


ブッシュ大統領なんか題材に事欠かないし、
クリントン不倫のときは、そりゃもうケチョンケチョンだったらしい。


この記事からすると、日本のこの番組はおとなし目のようだけれど、
笑いの中に問題の本質をすぱっと鮮やかに見せられたときの爽快感は、
Satireならではの醍醐味だろう。
(でも上記のアメリカの番組は実際のところ、
ただひたすら笑いのめす感が強いのだけれど)


個人的にはアメリカの一部番組ほどの過激さを求める必要はないと思うけれど、
日本では一種タブーと言えるほど、政治家を笑いの対象としてこなかったことも
不健康な話だとは思ってきた。
(しかし記事によると、戦後間もなくしてそのようなラジオ番組が日本にもあったという。
これは意外な事実だった。)


日本に今度帰国したときに番組を見るのはもちろんのこと、
果たして政治家や日本の視聴者がどのようなリアクションを示しているのか、
今後一つのカルチャーとして定着していくのか、
そのあたりの動向が楽しみである。